waff Förderungとは
ウィーン在住で働いていると受けられる公的な教育サポートです。
種類は大きく分けて4つあります。
- Klima-Winner
- Digi-Winner
- Chancen-Scheck
- Bildungskonto
この中でドイツ語学習に使用できるものはChancen-Scheck と Bildungskontoです。
自分がどの助成の対象になるかは、現在の職業、学位、ドイツ語学習の目的、などによって異なります。これについては、waffに電話して詳細を聞く、もしくはアポイントを取って担当者と話す、以外では判断がつきません。(私はwaffに電話して確認しました。)
私が受けられる助成は?
【プロフィール】
博士号あり
取得学位と同等の分野でフルタイム就労中
新しいAusbildungの予定なし
会社の同僚がオーストリア人しかおらずドイツ語必須
今後のキャリアのためにドイツ語必須
まず、博士号まで取っていて且つ学位と同じ分野で勤務中(つまり転職のための教育でない)であることからChancen-Scheckの対象外で、教育全般を支援対象とするBildungskontoのみに応募可能でした。
Bildungskontoには補助金額3.000€/ 2.000€/ 3.00€の3タイプあります。
3000€は「さらに上の学位取得」にしか使えませんので、ドイツ語学習は助成の対象外です。
2000€は幅広い対象のWeiterbildungへの支援を申し込めますが、Netto(手取り)の所得制限があります。対象は手取り2.500€までで、この場合はコース料金の30%を補助してもらえます。(手取りが低い場合は補助額増)
300€は所得制限なしで誰でも応募可能です。
申請方法
Chance-scheckは必要書類を準備してwaffに直接出向く必要がありますが、Bildungskontoはオンラインで申請可能です。
必要書類
- Kostenvoranschlag
- Meldezettel
- Lohnzettel
- 申請理由と学習目標を端的にドイツ語で書く(申請時に必須)
結果は6週間以内にメールで通知してくれるそうです。
助成が認められた場合は、Kostenvoranschlagを発行した語学学校側にもwaffから連絡が入り、助成額を差し引いた受講料を学校に支払うことになります。
他にもwaff Frauen Förderung など女性対象のサポートもあります。
が、ほとんどが所得制限あり&転職ありき(よりよい仕事を得るため)のサポートになっているので、仕事云々ではなく純粋にドイツ語を勉強したい労働者を対象にしたサポートはほぼありません。
私はBildungskontoを申請しました。受理されるかは結果が届くまで分かりません。
ウィーンでもらえるドイツ語学習への公的サポートは前回紹介したGutsheinとwaffのみです。お金もらえるといいな~