結婚手続きは日本方式?オーストリア方式?
私と彼は色々と考えた末に、日本でまず所定の婚姻手続きを踏み、
日本で婚姻証明書を発行しオーストリアに申請する方法を選びました。
選んだ理由としては、
- 私の勤務状況で、長期間オーストリアに滞在できない
- 結婚前に彼に私の父や兄弟に会ってほしい(私の母とは面会済み、私は彼の家族と既に顔合わせ済み)
- 彼氏の方がホリデー(有給取得)で時間に融通がきく
の3点です。
2021.9.7 現在、日本は外国人の入国を厳しく制限しており、短期滞在査証の申請すら時間と労力とお金がかかります。
日本人でしたら規定のワクチンを打っていればオーストリアに入れますので、時間に余裕のある人は、相手に日本に来てもらうより自分が必要書類をそろえて向かう方が簡単かもしれません。
日本の短期滞在査証申請
☆まず現地の日本大使館にメール
私たちの場合は、査証申請人であるオーストリア人の彼が在オーストリア日本大使館の領事部宛にメールを送り、詳細を明記し査証申請ができるかどうか尋ねました。
※査証関連を取り扱うのは”領事部(領事サービス)”だそうです!
【メールに書いたこと】
・日本で婚約者(私、日本人)と婚姻の手続きをしたい
・日本の役所(どの役所か明記。私は本籍地にしました)で国際結婚の手続きをする場合は、本人が出向いてパスポートの原本を見せる必要があること
・上記のために自分(オーストリア人)が短期滞在査証を得て日本に入国する必要があるので、査証申請したいこと
※日本に入国するための正当な理由がないと査証申請できません。
※そして、申請が却下されると、向こう半年間は再申請できなくなります。申請には明確な理由と必要書類を必ず揃えられる時間が確保できるかまず考えるのが必要です。
大使館の領事部宛には、査証申請人である彼にメールを書いてもらいました。ドイツ語で本文を書き、末尾に返事は日本語でもドイツ語でも可能と明記しましたが、ドイツ語で返事を下さいました。
返事はその日のうちに来ました!(仕事はや~い!ありがたい!)
結論から言うと、婚姻手続きを理由とした短期滞在査証申請は可能とのことです!
領事部からは下記の書類提出を求められました。
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1) 一緒に撮った写真(枚数指定なし)
2) 滞在予定表:日本語(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000472934.pdf)
3) 申請書:英語(https://www.mofa.go.jp/files/000124525.pdf)
4) 身元保証書:日本語(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000472926.pdf)
5) 招へい理由書:日本語(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000472928.pdf )
6) 日本人の戸籍謄本
8) 預金残高証明書
9) 招へい理由の詳細(⑤招へい理由書の【招へい経緯】の詳細を書きます)
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①はこれまでの写真を集めて、交際していることを明確にできると良いと思います。
②~⑤については、インターネットから所定の書類をダウンロードして記載すればOKです。
⑥は日本人の本籍地で取得できます
⑧は日本人の残高証明なのか、オーストリア人のなのか不明ですが、恐らく査証申請人(オーストリア人)でしょう。心配なので、私の残高証明も発行して送ることにしてます。
⑨は、⑤の招へい経緯を細かく記載しましょう。ネットで調べると何を書くべきか載っています。おおよそA41枚程度でまとめるようです。
*2021/11/17追記*
⑧の口座残高証明は結局彼のもののみ提出しました。
問題は⑦の婚姻要件具備証明書。
次回の記事でオーストリアでの発行について書きます。