婚姻要件具備証明書とは?
本人がその国の法律の下、結婚できる状態にあるかどうかを証明する書類です。
オーストリアでの婚姻要件具備証明書発行方法
オーストリアでは、Standesamtという機関が発行しています。
管轄のStandesamtに問い合わせて、婚姻要件具備証明書の発行に必要な書類を準備しています。
【必要書類】
<オーストリア人側>
・Geburtsurkunde(出生証明書)
・Staatsbürgerschaftsnachweis(市民権証明書)
・Lichtbildausweis(写真付き身分証)
<日本人側>
・戸籍謄本
・出生証明書
・パスポートのコピー
・住民票
※すべての書類は公認翻訳者による翻訳とアポスティーユ必須
☆Standesamtへ確認中の事項☆(2021.9.10 追記)
※電話で現地のStandesamtに確認しました。(彼氏が)
①戸籍謄本に記載された住所ではなく、住民票(現住所)が必要なのか?
⇒現住所を示す書類が必要。要翻訳&アポスティーユ
②出生証明書は戸籍謄本に記載されている生年月日で対応可能か?
⇒戸籍謄本の生年月日でOK!要翻訳&アポスティーユ
③原本提出か?PDFでも可能か?
⇒書類は全てアポスティーユ付きの原本提出。ただし認証翻訳は電子署名でも可。
認証翻訳が電子でもOKかどうかは、管轄のStandesamtによって違うので翻訳依頼する前に必ず確認してください。
④婚姻要件具備証明書の発行までにかかる時間は?
⇒書類に不備がなければその日に発行。
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読んでお分かりいただけるように、オーストリア人の婚姻要件具備証明書を発行するのに日本人の婚姻要件具備証明書が必要だそうです。。。
日本人の婚姻要件具備証明書は戸籍謄本での代用は可能か?
これ疑問に思ったので調べてみました。
結婚していれば戸籍謄本には【婚姻日】や【配偶者】の情報が書かれます。これが書かれていないことで日本の役所では”未婚である”と判断しているようです。
しかし外国の機関に提出するとなると、”未婚”と必ず明記されていた方が良いでしょう、と法務局の方にアドバイスいただきました。
記載内容が不十分で再申請になってしまうと、書類の取得、アポスティーユ、送付など時間がかかってしまう可能性を考慮して、今回は私の婚姻要件具備証明書も取得して送ることにしました。
日本人の婚姻要件具備証明書
日本人の婚姻要件具備証明書はとても簡単に手に入ります!
お住いの地域の法務局にて、無料で発行することができます。
郵送での手続きは行っていないので、自分で法務局を訪れて手続きする必要があります。
書類手続きから発行まで約2時間かかるそうです。
【必要書類】
・戸籍謄本(原本返却)
・写真付き身分証
・結婚相手の出生証明書に書かれている氏名や生年月日
※相手の正しい名前や生年月日が書類に記載されるようなので、写真やコピーをもっていきましょう
☆戸籍謄本を取り終えたら法務局に行く予定なので、後で追記します!
戸籍謄本、いったい何通必要なんだ~と思いますが、「発行されてから〇か月以内」と規定がある場合が多いので、それぞれの書類の発行速度が読めない場合は、都度取得したほうがよいかも。
法務局に渡す謄本(返却されます)と、Standesamtに提出する謄本は時期的に同じでもよさそうです!