コロナ禍渡航① 日本出国、シェンゲン入国編

ウィーンにいます!

査証が差し止めになる前、日本の水際対策が緩和されたこともあり結婚の挨拶を兼ねてウィーンに行きました。(今も滞在中)
現地はロックダウンしていたので渡航するか最後まで悩みましたが、
彼の査証が差し止めになった今、会いに来て良かったと思っています。

これから渡航される方もいらっしゃると思うので、「日本出国」「シェンゲン入国」の記録を残します。持ってきた方が良い書類等まとめておきます。

 

フライト詳細

HND - FRA FRA - VIE

フランクフルト乗り換えで、ドイツにてシェンゲン協定国の入国審査を受けました。

 

日本出国時の持ち物

①航空券のeチケット(スマホ
②ワクチン接種証明書
オーストリア政府の入国に関するホームページ(印刷済み ドイツ語)
④帰国時に使用する陰性証明書用紙と誓約書(印刷済み)
⑤パスポート
⑥マスク(FFP2 / KN95)

入国される国の規定を確認して、必要であれば陰性証明書もご準備下さい。
オーストリアの場合はワクチン接種証明があれば入国可能なためPCR検査は受けませんでした。

 

日本出国の流れ

  1. 全日空のチェックインカウンターで渡航関連の書類を確認して航空券を発行してもらいます。
    アプリやウェブでオンラインチェックインして航空券を発行するシステムは現在中止されています。
  2. 保安検査
  3. 出国審査(顔認証ゲート)

 

☆チェックインカウンターでのひと悶着と反省点

チェックインカウンターでは、渡航者が入国に必要な書類を漏れなく所持しているか地上係員が確認し航空券を発券します。ここで不足があれば搭乗拒否されます。
2021年11月現在、上述の通りオーストリアは2回分のワクチン接種証明があればPCR陰性証明は不要で入国できることになっています。
しかし地上係員の方に「陰性証明がないと入国できないようです」と言われ、あわや搭乗拒否されるところでした。手持ちの書類はドイツ語で入国規定が書かれている文書しか持っておらず、もちろんそれを渡しても相手は読めませんので解決しません。何度も「上の者に確認します」と言われ、40分くらい待たされました。
結局「ワクチン接種証明で十分である」とご理解いただけて、問題なく搭乗券を発行してもらえました。
地上係員の方の説明では、航空会社は共通のサイトで各国の入国規定を確認していて、そちらの説明が分かりにくかったため勘違いした、とのことでした。出発前からものすごいストレスでした。

お金に余裕があるのであれば、PCR検査を受けて陰性証明を発行してもらうのも悪くないです。
加えて、在日本大使館(私の場合は在京オーストリア大使館)のホームページを印刷していれば、日本語で書かれた規定を係員の人に見てもらえたなと反省しました。これから渡航される方は、大使館ホームページも印刷したほうが良いです。

 

 

シェンゲンでの入国審査

今回はドイツのフランクフルト乗り換えでオーストリアにいきましたので、シェンゲン協定加盟国のドイツで入国審査を受けました。

パスポートコントロールで聞かれたこと

  1. 渡航目的
  2. 渡航期間
  3. ワクチン接種証明の提出
  4. 帰りの航空券の証明
  5. 滞在期間中の保険証明
  6. 滞在先の証明

ここでも反省点をいくつか

・帰りの航空券の証明について

私はeチケットを紙で印刷していなかったので、スマホでPDFファイルを開いて渡しました。特に問題はなかったですが印刷したほうが無難です。

・滞在中の保険証明について

クレジットカード付帯の海外保険があるので特に証明書は準備しませんでした。聞かれたのも予想外でした。「証明しろ」と言われても何も書類を持ち合わせてないので心臓ドキドキでした。「クレジットカードに海外保険が含まれている」と言い、ゴールドカードを渡して名前を確認されて事なきを得ました。
クレカの海外保険って証明書出してくれるのでしょうか?可能なら出してもらった方が良いかもです。

・滞在先の証明について

普通ならホテルの予約画面など見せればよいと思いますが、彼氏の家に滞在予定なので何も持ち合わせていませんでした。
婚約者の家に泊まると言っても「証明しろ」と言われとても困りました。住所を暗記していたので、「証明書はないけど住所は○○です」と言ったら許してもらえました。
振り返ると、彼氏に一筆ドイツ語で身元保証書、滞在保証書」を書いてもらっても良かったかもしれません。これから行く方はぜひ書いてもらってください。

 

日本からの持ち物

④帰国時に使用する陰性証明書用紙と誓約書(印刷済み)

こちらは在ドイツ日本大使館のホームページに、「ドイツ乗り継ぎの場合は、シェンゲン加盟国の場合もドイツの検疫は適応せず最終目的地の検疫が適応される」とありました。なので、オーストリア政府の検疫に関する証明を持参しました。使いませんでしたが、在ドイツ日本大使館は持っていくことを推奨しています。(⇒こちら

⑥マスク(FFP2 / KN95)

ドイツではFFP2 / KN95の着用が義務付けられています。直前にルフトハンザからマスクを持参するようにメールがきていたのでAmazonで購入しました。
空港でも、FRA-VIEの機内でも不織布マスクの人はいましたが、特に注意を受けている姿はみませんでした。現地でも使いますし買った方が良いです。

 

証明書の不足?があったため怪しまれたのか、審査官の気分なのか、審査は15~20分くらいかかりました。隣のレーンはスイスイスタンプを押される中、パスポートの写真までルーペを使って偽装じゃないかチェックされて生きた心地がしませんでした。

 

 

オーストリア入国

ドイツからの乗り入れなので、パスポートコントロールはありませんでした。
預け荷物受け取りの前にカウンターが設置されていて、パスポートとワクチン接種証明を見せれば完了です。
ドイツ入国ではすごく厳しく色々なことを聞かれたので身構えましたが、サラッとチェックされて終わりで拍子抜けしました。ありがとう、オーストリア!!

 

 

来週日本に帰ります。日本の入国も相当厳しくミスのないように書類を揃える必要があります。無事に帰国できたらまとめようと思います。