国家公認法廷通訳翻訳家について

オーストリア国家公認法廷通訳翻訳家への依頼

Standesamtに提出する、日本で発行した書類は全てオーストリア国家公認法廷通訳翻訳家によってドイツ語に翻訳される必要があります。

 

日本で婚姻手続きをする場合も、お相手の国で発行された日本語以外の書類は日本語に翻訳する必要がありますが、これは自分でやってもOKだそうです。
オーストリアの役所は国家公認の翻訳者を採用することを求めています。

 

オーストリア国家公認法廷通訳翻訳家はこちらのページ↓から探しました。

ÖVGD - Japanisch

 

やり取りは全てメールでできます。翻訳料のお支払いは銀行振り込みとのことなので、オーストリアにいる彼に対応してもらう予定です。

翻訳料金は書類1種につき約55€(書類の長さによって異なります)
認証代金は書類1種につき20€

 

【依頼文書】

3点です。

 

Standesamtによれば、日本で発行された書類でも、英語表記であれば翻訳不要だそうです。具体的にはパスポートなんかです。日英どちらも表記されてますよね。

ただ、戸籍謄本や住民票は英語での発行はどの役所も承っていないようで、結局翻訳が必須になります。

(日本みたいに自分で翻訳できたらなあ~~涙)

 

 

翻訳家さんにメールで連絡を取っている最中ですが、とても分かりやすく説明してくださり、大変助かっています。
例えば、認証翻訳も電子タイプで良いのか、原本に付ける必要があるのか、地域のStandesamtによって違うから先に確認してください等丁寧にご説明下さいました。

 

 

✴︎追記 2021.10.10✴︎

無事に翻訳依頼が終わり納品されました!

手順としては、

①PDF版の書類を翻訳者に送付する

②翻訳を依頼している間に、書類は外務省に送ってアポスティー

③仮翻訳版が返却されるので、記載に間違いがないか確認する

④アポスティーユ付きの書類が外務省から返送されたら、アポスティーユ証明書をつけたままスキャンしてPDF

(証明書は原本にホチキス留めされますが、これを外すと無効になるので要注意です)

⑤ ④のPDFを翻訳家にメールで送り、翻訳版との突合と電子署名をしてもらう(納品はPDF)

⑥現地の役所には、翻訳版の電子媒体と原本を提出予定