オーストリアでの就活を終え無事に内定をいただけたので、記憶が新しいうちに書き留めておこうと思います。今後オーストリア(やドイツも?)で就職活動をする人の参考になれば幸いです。
個人データ
年齢:アラサー
学位:PhD(医療系)
経験:研究員を1年半ほど(Vollzeit)、その他臨床業務経験あり(Teilzeitのみ)
語学:英語(C1)、ドイツ語(B1)
仕事の探し方
王道ですね。私もLinkedInを通して求人を見つけて応募して採用に至りました。英語可の求人が一番見つかる印象です。
karriere.at, Stepstone
オーストリア版の転職サイトです。LinkedInにある求人は大体こちらにもあります。ただ、オーストリア人(ドイツ人含)用なので、ほぼドイツ語必須の求人しか見つけられませんでした。
Initiativbewerbung
自分の専門に合った企業の採用担当や人事へ直接連絡を取る形式の方法です。私は1社これをやりました。
自社ホームページ
自社のホームページに直接求人を載せている場合もあります。私は1件この方法で応募しています。
SNS経由
Facebookには「ウィーンの英語の仕事」というようなグループがあり、恐らくドイツ語ができない移民の多くが情報交換したりしているようです。個人的に使ったことはないです。その他、日本人専用の掲示板ではジャパレスバイトの求人をよく見かけます。
研究者向けサイト
研究者向けのポスト(ポスドク~教授まで)はLinkedInにもありますが、以下のサイトでも探すことができます。私は職探しはしたものの、日本の大学院でやっていた専門をオーストリアで主に研究している研究者を見つけることができずでした。
国連の求人
ウィーンにはIAEAなど国連のオフィスがあります。Gポスト(現地採用)は結構よく募集されてる印象です。こちらのサイトにまとめられています。
AMS(Arbeitsmarktservice)
AMSとは日本でいうハローワークみたいなところです。Arbeitsuchende(無職/就活中)とAMSに登録すると、Weiterbildung(職業訓練)やドイツ語講座を受講できます。確か無料です。ただ、私の周りでAMSで良い経験をしたオーストリア人があまりおらず結局レジスターもしませんでした。どうしても仕事が見つからなければ頼ろうと思っていました。
AMSの不利な点として、「提案されたインタビューは必ず受けなければならない」というものがあります。自分に合った仕事を紹介してくれるとは限らないので、AMSは最終手段として良いと思います。
以上、職探し編でした。